大昔の化粧と言えば大きなパフでパンパンパーン!と「お粉」を「はたく」のが主流でした。
今のようにベースメイクに色々なものを使っていなくてもとても綺麗に仕上がるのは本当に凄いと思います。
なぜそんなに綺麗にカバーができるのか気になって、当時と同じようにやってみるも…汗汗。
そして気付いたのです。
老眼で多少ボヤけた視力で見るとそれでも鏡に映る自分はちゃんと綺麗に化粧が出来ているではないかということに。
つまり解像度の問題ではないかと。
今の映像技術はすばらしいので、想像以上にハッキリと強調して写してしまうのがある意味問題で。
白黒の解像度低めの写真では多少の粗はぼやかす事が出来て、それはそれですばらしい事でした。
映像の技術の発展とともにメイクもどんどん発展して来て、メイク用品も楽しみも増えて来ました。
その反面メイクをする事がとても難しいと感じる人も多いのかもしれませんね。
今回はベースメイクの鍵でもあるフィニシングパウダーについてその使い方や裏技をお話ししたいと思います。
フィニッシュパウダーとパウダーファンデーションの違い
フィニッシングパウダーとパウダーファンデーションは同じ粉状のファンデーションではありますが、実は使用目的が少し違います。
一番大きな違いは含まれる油分量で、パウダーファンデーションの方が油分量が多くカバー力もあります。
フィニシングパウダーは基本的にはベースメイクの仕上げに使うもの。
質感もサラサラとしていてメイクの崩れを防ぐ役目もあります。
フィニシングパウダーは色のないものが多く、ベースメイクの邪魔をする事なく皮脂を抑えて肌を滑らかに見せてくれるのが特徴です。
フィニシングパウダーは化粧崩れを防ぐ為のマストアイテム
パウダーファンデーションでメイクをした場合には改めてフィニシングパウダーを使用する必要はありません。
ただ汗をかきやすい季節や環境、また体質的に汗や皮脂が出やすい方にはフィニッシングパウダーはとてもおすすめのアイテムです。
艶肌に仕上げたくてクッションファンデーションのみで仕上げると、軽く擦れるだけで簡単に剥がれてしまいます。
艶肌のツヤはハイライターなどで綺麗に出せますので、ぜひフィニッシングパウダーを使って化粧崩れを起こしにくいベース作りを目指しましょう。
グロウパウダーで美しい艶を表現した例(イメージ画像)
パウダーの色の選び方
基本的には「トランスルーセント」無色のものがおすすめです。
せっかく綺麗にベース作りをしたのですから、あとはその全てをロックする為の透明色のパウダーだけでOK。
もしも色を載せる場合には血色を足す為のピンク系か透明感を出す為にあえてブルー系にしてみるのも良いと思います。
パール感やラメ感のあるパウダーも表情を明るくしてくれます。
パウダーファンデーションを使っても良いのですが、油分や美容成分を多く含んでいるものはかえって化粧を崩してしまう可能性も。
また必要以上に厚化粧になってしまい、素肌感が消えてしまいますので付け過ぎにはご注意を。
ちなみに私はパール感のあるピンク系パウダーが結構お気に入りです♡
パール感が入っていることで明るく華やかな印象になるので、デートやパーティーなど華やかな衣装にも表情が映えますのでおすすめです◎
使い方
ルースパウダーには筆とパフどちらでもお好みの物をお使いいただけますが、仕上がり感に多少の違いがあります。
初めての方でも簡単に綺麗にお粉を均等に乗せられるのは「パフ」の方かなと個人的には思います。
パフは出来るだけ大きめのものを選ぶと使いやすいと思います。
ブラシは毛の長さと密度が大事になってきます。
ルースパウダーを均等に美しく乗せるには「柔らかくて、毛の量が多い長毛のブラシ」を使うのがコツです。
【パフ・起毛タイプとスポンジタイプで比較】
☆基本的にどちらを使っても「パウダーは多め」につけるのがGOOD。最後大きめのブラシでサッと余分な粉を払いましょう。
起毛タイプ…ブラシと同じような感覚でふんわりとパウダーを乗せることができ軽い仕上がりに。
スポンジタイプ…肌に軽く押し付けるように乗せて行くとパウダーがしっかりと肌に密着して毛穴も目立たなくなりしっかりとカバーが出来る。
おすすめコスメ
なんといってもおすすめはコスメデコルテのルースパウダー!
パウダーの粒子が細かく、重ねても粉っぽさが残らずしっとり落ち着きます。
専用のパフのパウダーの含みもちょうどいい感じです♪
もちろんブラシを使ってもスポンジを使ってもOK。
私のお気に入りは…
#00番 トランスルーセント・万能カラー!
#03番 ルミナスピンク・ほんのりパール感があるピンクで血色アップ
#101 ハーモニーベール・4色の可愛いカラーをミックス
パウダーで美しいベールを纏いましょう♡
最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
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